2018年06月30日更新
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食物アレルギーでまず何よりも重視されるのは、食物除去です。
これは、アレルギーを引き起こす原因である食物を摂取しないことです。
原因食物を使用していない食事を摂取することを基本としています。
ただしアレルギーの程度によっては、原因食物を調理した器具で調理した別食材が使用されている食事の摂取も避けるべきだとされる場合もあります。

反対に症状が軽い人であれば、加熱などによって低アレルゲン化された食材であれば問題はないと判断されることもあります。
ただしこれは自己判断で行うのは危険です。
必ず、医師の診断、判断を仰ぐ必要があります。

食物除去は、アレルギーの発症を予防すると言う面においてはとても効果的な療法です。
しかし半面、成長期の児童においては食物除去によって栄養の偏りが生じることへの懸念がありますし、すべての人において食への楽しみが薄れてしまうことも考えられます。
そのため食物除去を行いつつ、定期的に原因食物に対する耐性を調べ、その程度に応じて少しずつ、食物除去を減らしていくのも重要なことです。

一方、出現する症状の治療に関しては薬物療法が主体となります。
食物アレルギーは、発疹などの皮膚症状、喘鳴、喘息などの呼吸器症状、下痢や吐き気などの消化器症状など、出現する症状が広範囲であるのが特徴です。
どの症状が強く出るのかによって使用する薬は異なり、これもやはり医師との相談が必要不可欠です。

そして食物アレルギーで恐ろしいのはアナフィラキシーです。
これは、先述した症状が同時にいくつも出現するもので、意識を失ってしまったり、呼吸が難しくなる場合もあります。
この場合には、一刻も早い処置を行うことが求められます。
その際に使用するのがアドレナリン自己注射です。
アナフィラキシーによる自覚、または他覚症状が見られた場合には、これを使用することで症状を緩和することができます。

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